決心のきっかけは理屈ではなくて いつだってこの胸の衝動から始まる
という、僕自身のひとつのきっかけになってくれた歌をオーケストラの演奏で聴いた。
前奏が始まると同時に涙が溢れてきたけれど、
花粉症の僕にはその滴が痛くて、目の奥がちくちくと叫んだ。
信号機という、道端に一定間隔で並べられたルール。
青信号は「進め」ではなくて、「進むことができます」という意味だ。
進むかどうかは自分で決める。
無意識の日常の中で歩みを制御されている僕らは、
何かの「きっかけ」がないと歩き出せないけれど、
それはただ青信号を待つことではなくて、
胸の衝動を信じられるかどうかなんだ。
確信のビスケット。
確かな気持ちがひとつ胸のポケットにあれば、いつだって歩き出せるんだよ。
その胸を叩いてみるたび、確信は増えていくんだから。
乃木坂46 – きっかけ